皆さんこんにちは。
ひでぼ会長のよもやま話の原稿、またまた出来ちゃったので、ブログにも載せとこうと思います。
毎週日曜日のお昼11時50分から10分間の番組が和歌山放送ラジオでながれてるんです。

僕が喋るんですが、その原稿な訳です。
ぜひ、読んでみて下さいね。
さて、今日のテーマは、「介護とオーディエンス」です。
オーディエンス?
なんやそれ?
と思われた方もいるかもしれませんね。
オーディエンスというのは、簡単に言うと「観客」とか「聴衆」という意味です。

実は最近、「風〜オーディエンス〜」という曲を作って、歌ってるんです。
そして9月4日には和歌山城ホールで「風物語コンサート」というイベントも予定しています。
また毎月一回、第一月曜日の夜は、和歌山駅前で路上ライブもやっています。
そんな活動をしている中で、ふと感じたことがあるんです。
それは、人は誰かに見てもらいたい生き物なんだということです。
もちろん有名になりたいとか、目立ちたいとか、そういう話ではありません。
誰だって、「頑張ってるね」とか、「ありがとう」とか、「見てるよ」と言われたら嬉しいですよね。
実は介護の現場でも同じなんです。
利用者さんと話をしていると、
本当に求めているのは介護サービスそのものだけじゃなく、自分の話を聞いてくれる人だったりします。

昔の仕事の話。
若い頃の恋愛の話。
子育ての話。
戦争を経験した話。
何度も聞いた話をまたしてくれたりします。でも、その話には意味があるんです。
「私はこんな人生を歩いてきたんだよ。」
「私はここにいるんだよ。」
そんなメッセージが込められているような気がするんです。
そしてそれは利用者さんだけではありません。ご家族もそうです。介護スタッフもそうです。
みんな心のどこかで、「わかってほしい」
「認めてほしい」「話を聞いてほしい」と思っているんじゃないでしょうか。
僕も路上ライブをやっていると面白い発見があります。
急いで通り過ぎる人。
少しだけ足を止める人。
最後まで聴いてくれる人。
いろんな人がいてます。
でも
たった一人でも立ち止まって聴いてくれる人がいると、不思議と力が湧いてくるんです。

大きな会場じゃなくてもいい。
たくさんの人じゃなくてもいい。
誰か一人でも聴いてくれている。
それだけで頑張れるんです。
介護も同じかもしれません。
特別なことをしなくても、
話を聞く。
うなずく。
笑う。
寄り添う。
それだけで相手の力になることがあります。人は一人で生きているようで、実は誰かに支えられながら生きています。
そして誰かの人生を支えながら生きています。
オーディエンスとは、ただの観客ではありません。
その人を応援してくれる存在です。
私たちは誰かのオーディエンスになれるし、また誰かが私たちのオーディエンスになってくれています。
そう考えると、
人生ってなかなか捨てたもんじゃないですよね。

皆さんの周りにも、
頑張っている誰かがいるでしょう。
ぜひ、「見てるよ」
「頑張ってるね」
の一言を届けてあげてください。
その一言が、
誰かの人生をどれだけ明るくするか、計り知れませんよね。
それでは、ここで一曲お聴きください。
僕が路上ライブでオーディエンスに感じたことを歌っています。つむぎ人HIDEで「風〜オーディエンス〜」
